おはなしポップコーンページ5

   明治学院大学「おはなしポップコーン」   第5弾

    2017年 8月9日(水)~10日(木)

チクタクプロジェクトが協力している明治学院大学「おはなしポップコーン」の方々と福島県相馬市に行ってきました。現地担当熊谷修治、代表鳴島真紀、鳴島のり子3名も同行しました。

     第5弾 明治学院大学「おはなしポップコーン
     ~被災地の子供達に読み聞かせと相馬市視察~ 

   特別企画「福島県相馬市総務課地域防災対策室 荒武範係長による講演」    
     参加者 男性2名  女性5名  引率岩辺先生  計8名
     平成28年8月9日(水)~10日(木)1泊2日

     8/9(水)
     8:00
       ・東京(白金)学校出発
     12:20 
       ・福島県相馬市合流 八幡公民館付近
        常磐高速道路相馬インターから13分
        防災備蓄倉庫まで約2分
     12:30 
       ・相馬視察 総務課地域防災対策室荒武範係長ご案内
        殉職消防団員顕彰碑 
        相馬市防災備蓄倉庫 (そうまひょうろうぐら)
        〒979-2533 福島県相馬市坪田字宮東25、26-1
     13:30~14:30
       ・福島県相馬市西部子ども公民館「読み聞かせ」
       「こすもす」〒福島県相馬市西部福島県相馬市黒木67-1
     15:30~16:30
       ・福島県相馬市東部子ども公民館「読み聞かせ」 
       「かもめ」〒福島県相馬市原釜字北高野56
     16:30~17:30
       ・相馬視察 髙橋誠様ご案内 
        磯部地区、磯部コミュニティ
     17:30~18:30 
       ・総務課地域防災対策室 荒武範係長による講演
     19:00  
       ・宿泊場所 Γ清風荘」
        〒福島県相馬市岩子字中島539-15
        ☎:0244-35-3289(代)

     8/10(木)
     7:30 
        ・朝食
     8:30 
        ・清風荘出発 髙橋誠様 チクタクプロジェクト案内
         飯豊小学校 iテーブル見学
         相馬市内視察、原釜、松川地区
     9:30 
        ・相馬市教育 堀川利夫委員長、渡辺課長と面会 
     10:30 
        ・原釜慰霊碑視察 
     12:00
        ・昼食 中華【味蔵相馬店】
     13:30
        ・福島県相馬駅発
     19:30
        ・東京(白金)学校着
       
 「おはなしポップコーン」は、震災後3年目から毎年相馬を訪れ、今回で5年目です。相馬の子供たちに「読み聞かせ」と「東日本震災地を知る」という目的でこれまで「磯部小学校」「磯部幼稚園」「中村第二小学校」「飯豊小学校」「玉野小学校」「原釜幼稚園」で「読み聞かせ」をしてきました。

 「被災地体験談」では「相馬市被災地の皆様」「立谷秀清相馬市長」「元飯豊小学校高橋誠校長」「原釜幼稚園高橋司副園長」の皆様に当日の様子を講演していただきました。

  震災後3年目から毎年8月に相馬を訪れ、相馬を訪れる度、震災後の変わりゆく復興の流れを見てきました。

 8月9日到着午後から今回は初めて学童クラブ「西部子ども公民館こすもす」「東部こども公民館かもめ」で読み聞かせと館内視察をさせていただきました。「西部子ども公民館 こすもす」は1年生から3年生までです。運営開始は成H29年4月5日で、建物は綺麗で広々としていました。読み聞かせは2階の広いホールで行い、絵本による読み聞かせ、手遊びをしました。子どもたちは参加型の絵本に興味を持っていました。
   
画像の説明 蛇腹の絵本読み聞かせ
    
画像の説明 読み聞かせ

画像の説明 岩辺先生の手遊びなど

画像の説明 自己紹介
 
画像の説明 西部子ども参加記念写真

「東部こども公民館かもめ」の運営開始は平成27年10月30日。今回は、2つのグループに分かれて絵本の読み聞かせと手遊びをしました。最後は1つの部屋にまとまり、自己紹介を兼ねて子供たちとの交流があり、記念に折り紙で作った首飾りをいただきました。今回初めて全盲の学生が参加し、おまたせクッキー』点字本を2日間読み聞かせをし、子供たちはしっかりお話を聞いていました。読み終えた後、点字本を始めてみる子供たちが多く、点字本に触れ「どうして読めるの?」などと質問をしていました。

 「西部子ども公民館」「東部子ども公民館」ともあたたかく迎えていただき、帰りは「また来てください」とバスが見えなくなるまで手を振っていただき、訪問した学生も感激しておりました。

画像の説明 点字本読み聞かせ 

画像の説明 読み聞かせ
 
画像の説明 読み聞かせ

画像の説明 読み聞かせ

画像の説明 東部子ども参加記念写真

相馬市視察
相馬市に到着すると「相馬市総務課地域防災対策室係長 荒武範様」「相馬市教育委員会 学校教育課指導主事防災教育専門員 髙橋誠様」が、相馬市防災備蓄倉庫相馬兵糧蔵(そうまひょうろうぐら)を案内してくださいました。

 視察をする前に殉職消防団員顕彰碑が同地内にあり案内していただき、東日本大震災の時に消防団員として震災をいち早く避難広報、避難誘導、けが人を素早く対処、活躍し殉職した10名の慰霊碑でした。10名の方の素早い行動力と判断力が被害者を少なくし、命を助けた功績は大きく忘れてはいけないことです。相馬市民、自治体、全国からの寄付組んで建てられました。

 更に相馬市は殉職消防団員のお子さんが「安心して学業に専念できるように」全国に呼び掛けいち早く支援へとつなげていきました。黙とうをささげ、その後東日本大震災後にできた防災備蓄倉庫、相馬兵糧蔵(そうまひょうろうぐら)ご案内していただきました。
          
画像の説明 10名の 殉職消防団員慰霊碑

画像の説明     相馬兵糧蔵
  
画像の説明  100人の料理ができる大釜

画像の説明  パンクしにくい軽量リヤカー

画像の説明    整理されている毛布
 
画像の説明 
物資、応援職員など支援していただいた都道府県パネル掲示

画像の説明    電動式移動ラック

画像の説明    簡易ベット・寝袋

画像の説明    館内見学

・お米を保管を管理する大型冷蔵庫。
・電動式ファークリスト。
・車で走れない場合を想定し、停電した場合、倉庫は3日間電気を確保で きるソーラーパネルの活用。
・研修室…平常時は防災関係研修所。
 必要な時には、間切りで20名ほどの宿泊が可能。
・緊急離発着ヘリポートなどを備えています。

 東日本大震災を教訓とし必要なものが細かいところに生かされておりました。備えあれば憂いなしの基本が防災備蓄倉庫でした。そして相馬市のモットー「助け合いの精神」「受けた恩は返す」が今日まで災害があった新潟県、熊本県、その他の県などに生かされてきたそうです。

 磯部コミュニティセンター相馬市教育委員会館長川村大志様が案内してくださりました。

 東日本大震災により地域コミュニティの中心だった磯部公民館も全壊しました。その後磯部地区に住民が戻り、復興していくため地域住民が集まる場所、ふれあいの場所として磯部コミュニティセンターができました。

画像の説明  磯部コミュニテセンター

画像の説明    図書館兼会議室

画像の説明    全館バリヤーフリー

 その他にも防災用品収蔵庫、非常時の宿泊、災害の時の調理室、高齢者に適したトイレなどがありました。

 チクタクプロジェクト第4弾飯豊小学校に支援してきました「iテーブル」を視察。図書室の代わりとして、「iテーブル」がありました。現在も大切に使われ、活用されていました。支援してくださいました、皆様のあたたかいお気持ちがここにもありました。嬉しいことです。
 
 その後「原釜慰霊碑」で犠牲になり、亡くなった方を偲び黙祷。相馬視察で、「相馬港」「相馬市伝承鎮魂祈念館(でんしょうちんこんきねんかん)」「磯部地区」「LVMHアート・メゾン」「相馬子どもドーム」「第1大野台仮設住宅」を視察してきました。「第1大野台仮設住宅」は現在も住んでいる方がいるそうです。原釜地区、磯部地区は以前生活していた住居は多くのソーラーパネルが敷き詰めてあり、私の実家は土壌が高く積まれ、震災前の生活空間は消え、風景が大きく変わりつつあります。

 7年の歳月をここにも感じられます。これも明日に向かって進んでいく復興の一部でした。

元飯豊小学校髙橋誠校長先生が2日間ご同行してくださいました。

画像の説明   伝承鎮魂祈念館でビデオ

画像の説明   iテーブル視察

画像の説明   iテーブルメッセージ

画像の説明磯部、原釜地区ソーラーパネル

 相馬市視察後、相馬市所に行き相馬市教育委員会堀川利夫委員長、渡辺課長と面会、これまで5回継続してきた「おはなしポップコーン」の読み聞かせと経緯、相馬視察で感じた復興を聞いていただきました。

 後日相馬市から「おはなしポップコーン」に感謝状をいただきました。この感謝状は学生と相馬市で読み聞かせに多大なるご尽力をいただいた方々への敬意と感謝を結ぶありがたいものです。今後は「おはなしポップコーン」の励みとなることと思います。ありがとうございました。

画像の説明    相馬市役所

画像の説明  手話の絵本読み聞かせ

画像の説明
相馬市教育委員長堀川利夫様・課長渡邉義人様と面会

画像の説明    相馬市より感謝状

画像の説明明治学院大学より「団体」受賞
       
明治学院大学から課外活動奨励賞「団体」を受賞しました。同大学のホームページに掲載されました      

    
   特別企画講演 「東日本大災害の経験と経過と課題」 
        “災害対策は義理と人情”   
   講演「福島県相馬市総務課地域防災対策室 荒武範係長」 
日時・・・2017年8月29日(水)17:30~18::30
場所・・・福島県相馬市 「清風荘」館内
     参加者・・学生7名 引率 岩辺先生 
     チクタクプロジェクト3名 計11名
画像の説明  荒井武範係長講演
 荒武範係長は相馬市磯部出身です。ご両親は磯部でお店を開業していましたが、被害にあいました。

 講演は“災害は義理と人情”というお話からはじまり、震災の当日の様子、災害の時はどう行動するか、市役所のとりくみ、今後の課題等、1つ1つ丁寧にスライドを見ながら、講演をしてくださいました。
 
 受けた恩は返す“災害は義理と人情” を相馬市は大事にし、行政に生かし、実行していることも印象に残りました。学生の皆さんも話に引き込まれ真剣に聞き、メモを取っていました。

画像の説明  震災直後の様子

1,いただいた支援
①救援物資
・被災後1週間は、友好自治体からの友情救援護物資で助かった。
・市民からも支援物資が届き、市民がおにぎりを作る。
・市役所の入り口に感謝の気持ちを掲示。   
・データベース化をした。
②人的支援
・対策活動を本部長のもとに一元化
・一夜明け自衛隊、消防隊、警察、消防団による球出捜索活動
・医療支援
⑴ 避難所診察、健康診断、口腔ケア、心のケア、健康管理。
⑵ 医療救護班連絡会議。(朝夕ミーティング)
⑶ 相馬市災害ボランティアセンター。
⑷ ボランティア受付、登録、保険加入、派遣、宿泊場所。
   ボランティアの活躍。(被災住宅の泥だし、被災地から集められた写真の洗浄)

画像の説明 講師の話に感銘を受けました
 

③様々な団体から
・NPO法人難民を助ける会
・東京農大の支援…農業復興は東京農大と連携「そうま復興米」“合格米”
  津波土壌を混層し、土壌改良する相馬方式(農大方式)で収穫。
・メキシコ合衆国の支援
  震災孤児等支援金。
・PTSD対策
  相馬独自の対策。生き抜く力。学力向上。メルマガで全国に呼びかける。
・NPO相馬フォロヮアーチーム  
  子どもや教師のカウンセリング。教育委員会の定例会議。仮設住宅の訪問相談。
・モエヘネシールイヴィトングループ子どもアート・メゾン
  子どもたちのPTSD対策。情操教育のため、施設建設。
・エル・シマ・システムマからの支援
  音楽による心のケア・長期的な音楽教育活動支援・音楽に親しみよりよい生き方を見つける。
・国際サッカー連盟・日本サッカー協会
  サッカー場リニューアル。
・室内スポーツ施設建設募金団体
  相馬こどもドーム建設。

2,他自治体との連携
・全国の自治体から応援職員
・恩恵に対する感謝の気持ちを込めてお礼の手紙を出す。防災倉庫に自治体をパネル展示
・新たな「災害時総合応援協定」
・義理返し、受けた恩は返す。他の自治体が災害にあったら支援。   

3,これからの取り組み
⑴ 風評払拭
⑵射線安全管理
⑶PTSD対策
⑷無料法律相談
⑸被害者の健康管理
⑹被害を受けた障碍者の生活支援、健康訪問チェック
⑺高齢者の元気回復事業
⑻買物弱者対策・(移動販売)
⑼お出かけミニバス
⑽旧直売センターの再建
⑾被災地に復興公園

画像の説明 荒武範係長と参加者記念写真

 相馬市職員の皆様や大勢の皆様のご協力により、2日間の研修が無事に終わりました。ありがとうございました。感謝申し上げます。

画像の説明   相馬駅

 ※相馬市のホームページトピックスにお話ポップコーンが掲載されました。

明治学院⼤学チクタクプロジェクト ⼦どもたちに読み聞かせ
掲載⽇ 2017-08-17
(本文) 
 明治学院⼤学の学⽣らで構成されるチクタクプロジェクト(鳴島真紀代表)のメンバー12名は8⽉9⽇・10⽇、本市を訪れ、防災備蓄倉庫の視察と⼦どもたちへの絵本の読み聞かせを⾏いました。9⽇、⼀同は防災備蓄倉庫を視察した後、⻄部⼦ども公⺠館と東部⼦ども公⺠館を訪れ、⼦どもたちに絵本の読み聞かせを⾏いました。よみきかせには⼦度もたち参加型の絵本や蛇腹式の絵本などを使い⼦どもたちは珍しそうに読み聞かせに聞
き⼊りました。

 その後、地域防災対策室の担当職員から震災を経て現在の相⾺市がどのように復興したか、また、これからどのような取り組みを⾏っていくかの講演を受け、メ ンバーは熱⼼にメモを取りながら聞き⼊っていました。
 
 10⽇は、被災地に⾜を運び復興状況を⽬にし、尾浜地区の慰霊碑で犠牲者に黙とうを捧げ、伝承鎮魂祈念館を視察し震災の前後の⾵景に思いを馳せました。その後、堀川利夫教育⻑と⾯談したメンバーは、震災後からの活動内容などを説明し、今後も継続した⽀援への強い思いを述べました。

 ※相馬市が福島民報新聞にも掲載されました。

明治学院大生児童に読み聞かせ
掲載⽇ 2017-08-17
(本文) 

 明治学院大の学生グループ「おはなしポップコーン」のメンバーは相馬市を訪れ、児童に読み聞かせを披露した。東日本大震災の被災地の子ども楽しい時間を過ごしてもらおうと毎年訪れている。今年が5年目。市内の東部と西部の両子ども会館を会場に、学生7人が児童に読み聞かせた。手遊びも繰り広げた。同市の小学校に時計や、テーブルなどを寄贈している「チクタクプロジェクト」代表の鳴島真紀さんも訪れた。

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